みなさまこんにちはTakaViewです。
つい先日、長らく買おうか悩んでいたものをついに購入しました。それは何を隠そうモニターアームです。
HPのモニターアームを購入したのですが、これが中々に良い買い物でした。特に、奥行きの狭いデスクで頑張っているテレワークなサラリーマンの皆様は、これは絶対買うべきです。
今回は、そんなモニターアームの魅力を実体験とともにご紹介します。
モニターアームが必須な理由
姿勢の改善
狭い机を有効活用したい人、モニターの位置を自由に変えたい人、姿勢よく作業したい人などはモニターアームの購入を検討してもよいかと思います。
私の場合は、狭い机がモニター台でスペースを占領されるのが嫌だったことと、高さ調節できるモニターではなかったため、どうしても視線が下がり背中が曲がることが嫌で買いました。
上の写真はPixabayから拝借したものですが、この女性は少し背中が曲がっていることがわかるかと思います。というのも、背筋をピンと伸ばした状態だと画面を見下ろすような恰好になり、集中すると無意識に前かがみになってしまうのです。
実際私もこれまではまさにこの女性のような姿勢でした。別に作業できなくはないのですが、何かやりづらさを感じます。背中が丸まっていることに気づき背筋を正すのですが、しばらくすると戻ってしまいます。
デスクスペースの有効活用
モニターアームは狭いデスクを広く使うためにも有効です。私が現在しようしているデスクは、下写真のニトリで購入したシステムデスク（ザッキー）です。
引用元：https://www.nitori-net.jp/ec/product/6200343s/
見ての通り中々にコンパクトなデスクです。デスク面のサイズは幅110㎝ｘ奥行48㎝ｘ高さ72㎝となっており、奥行48㎝はかなり狭い部類に入るかと思います。そもそもデスクトップPCを置いて作業するような代物ではないように思いますが、そこは私がケチったせいですね。
こんな狭小な奥行にモニター台を置こうものなら結構な圧迫感があります。半年くらいは気にせずモニター台で作業していましたが、やはりとある瞬間に「デスクが狭い」と感じます。
狭いデスクを使用している人には強くモニターアームの使用をおすすめしたいです。
HP製モニターアームを据付てみた
モニターアームも種類がいっぱい
モニターアームって安いモノはあるけれど、やはりモニターを支える器具というだけあって安すぎるのも不安。かといってアームごときに１万円も出すのも億劫だと思っていました。
色々な記事やレビューをみた結果、AmazonベーシックのモニターアームかHPのモニターアームの2択で悩みました。どちらも価格帯は同じようなものだし、評価もかなり高かったのですが、最終的にHP製のものに決定しました。
その理由は、昔は安かったAmazonのモニターアームが１万円を超える程に価格上昇していた（※）ことと、レビューの中に「どちらもエルゴトロンのOEMだが、Amazonの方は近年価格上昇が著しいので、HPを買った方が良い」という意見をみて背中を押されました。
つまりエルゴトロンというモニターアーム界のトップメーカー（たぶん）がどちらにもOEMで供給しているので、製造は同じってことなのです。しかし、アームの表面加工とロゴが異なるよう。
ちなみに数千円で買える怪しい中華製のものも沢山ありますが、いくら最近の中国が勢いづいているとはいえ品質が謎すぎて怖いです。失敗したくない方は、AmazonかHPかのどちらかで検討すればまず大丈夫だと思います。
HPモニターアーム
Amazonで注文した翌日には到着しました。毎度思いますがAmazonのサービスは果てしなく素晴らしいです。そして運送会社の迅速な配達も素晴らしい。
割と大きな段ボールに入って届きました。発泡スチロールで丁寧に梱包されており、一定の品質が保たれていることがここからもわかります。三節棍のようにパーツをスポっとはめていけば瞬く間にアーム自体は完成します。
ちなみに載せているモニターはI-O DATAのKH220Vというモニター。21.5インチで小ぶりなタイプですが、フルHDで十分な人ならこちらもおすすめできる商品です。
モニターと接合する部分にはエルゴトロンの文字が見えます。評判通り、エルゴトロンのOEM製品ということですね。
机を広く使えるようになった
モニター後部から見るとごちゃごちゃしたように見えますが、モニター台が無くなったおかげでかなり広く机を使えるようになりましたし、高さが上がったことで姿勢良く作業ができるようになりました。
奥行き48㎝の狭いデスクもご覧の通り。キーボードの前に本も広げられそうなくらいにはスペースが空きました。
そして高さも変えられるようになったことが有難いです。比較的安価なモニターだと、左右の首振りや高さを調節できる機構が備わっていないことがあります。まさに私の保有しているKH220Vもその一つで、調節できるのは傾きのみです。
モニター付属の土台と比較。モニターアームだと約半分の奥行きになる。
据付時の注意点
ここでこれから買う人にお伝えしておきたいことが２点あります。
まず説明書はわかりづらいです。家具を組み立てる時のように図が書いてあるのでそれを頼りに組立ましょう。
私がかなり苦戦したのは可動部。これがめっっっちゃ硬い。
モニターを上下に動かす部分は六角レンチで緩めて動かせるのでまだマシなのですが、問題は左右に動かす部分です。
ここです。ここが憎い。
かなりの力を入れても動かないので、六角レンチで緩める部分があるのかなと思いきやこの部分は無い模様。説明書を見ても書いていません。同じような悩みを持つ人がいないかと調べるとチラホラ見かけましたが、自己解決されたようで詳しい解決法が見つからないのです。
モニターを捻じ曲げる勢いで力を入れても動かないので、「これは不良品か・・・？」と疑い始める始末。最終的にはKURE5-56を吹きかけてやったら動くようになりました。同じような症状に陥った方はぜひお試しあれ。