HP ENVY Desktop TE01を半年使ってみた素直な感想

HP ENVY DesktopGoods

みなさんこんにちはTakaViewです。

2020年の年末にHP Envy Desktop TE01を購入して早半年が経過しました。今回は、半年間使ってみた使用感をお伝えます。

2021年6月現在も、少しグレードアップされたものが販売されておりますので、購入を検討されている方はご参考ください。

スポンサーリンク

良いところ

特徴があるようで無いデザイン

HP ENVY Desktop

この飽きの来ないシンプルなデザインはGoodです。

昨今のe-sportsの活況に伴い、ゲーミングPCのみならずPCケースを透明にしてパーツをギラギラと光らせるものが人気のようですが、個人的にはシンプルが一番。

フロント部分の鎧のようなデザイン(サーマルルーバーと言うらしい)も個人的にはカッコいいと思います。公式HPでは、ここが空気の通り道(吸気口)になっているようですが、すぐ裏面にはHDDが装着されており、本当に空気が通るのかはちょっと疑問。

HP ENVY Desktopライティング

吸気口から光輝くGeForce RTX。

電源を入れると、吸気口からキラリと見えるGeForce RTXのライティングがさりげなく光ってカッコいいです。また電源ボタンを青白く光るのもイイ!

何気に使いやすい付属キーボード

HP付属キーボード

結構汚れているけど気にしない。

付属していたキーボードは使いやすくて良いです。高さ調節はできませんが、何より質感が良い!

重量感も少しあり、滑り止めのゴムもあります。タッチ感も個人的には良く、ストロークは浅くて、打鍵感は弱め。音はほとんど聞こえず、爪とキーボードがぶつかり合う音が目立つくらいです。

HPキーボード

接続方法は、USBタイプの無線です。一つでキーボードとマウスの両方を使えるようになります。しかし、マウスはどうも安っぽさが感じられるので使っていません。

コスパのよろしいスペック構成

私が購入したスペックは別記事で紹介しているので、気になる方はチェックしてみてください。

私は主に動画編集のために購入しました。FHDで撮影して5分~10分程度の動画を編集しています。また、ある時はオーディオI/Fを繋いでマイクで音声やギターを録音しています。録音にはCakeWalkという無料のDAWソフトを使用。

あとはちょっとゲームをするくらい。スーパーライトゲーマーですね。

これくらいの使用レベルなら難なくこなしてくれます。動画編集もゲームも、趣味程度に楽しむには十分です。

2021年6月現在、私が購入したモデルの次世代モデルが登場しています。正式名称は「HP ENVY Desktop TE01-1000」。CPUやグラボに変化はないけれど、Wi-Fi6(IEEE802.11ax)やHDMI2.0bに対応しているなど、少しグレードアップしています。

気になるところ

HDDから異音?

これは購入日に気づいたことなのですが、HDDが止まる際に「キューン」と鳴ります。もちろん個体差はあると思いますが、運悪く私のHDDは外れだったのでしょう。駆動中の音には問題ないのですが、何故か止まるときに鳴るのです。

予想としては、ディスクを止めるときのモーター音か何かだと思っているのですが、ある日にいきなりデータが吹っ飛びそうでドキドキしています。

半年経過した今は特に問題はないので、とりあえず放置したままです。基本的に作成し終えた動画データを保存するために使っていますので、作業に問題はありません。

割とファンがうるさい

処理が重くなると、もちろんCPU等を冷やすためにファンが回りますが、その音が思いのほか大きい。「ブォーン」というような音が鳴ります。扇風機に例えると「中」くらいの音

もちろん動画編集ソフトによる影響もあります。私はFilmoraとAdobe Premiere Proを両方使っていますが、Adobeの方がファンの音は小さくて効率よくPCを動かしているようです。

動画編集 HP ENVY Desktop

これはFilmoraでの編集時。CPUの処理が重くなっている。

というのも、Filmoraでギターの重ね撮り動画を編集しようとすると、ファンがフル回転して編集ソフトもちょくちょく止まります。一方でAdobeは、もっさりする時はあるものの、全体を通してはサクサク動きます。

なお、FPSなどの処理が重ためのゲーム中はフル回転しています。SteamのBright Memory(※)というゲームを、試しに4K・高解像度でプレイしてみましたが、ずーっとフル回転でした。GPUは稼働率100%で温度は80℃になり、ちょっと心配になるくらいです。4Kはやりすぎですね。

ゲーム HP ENVY Desktop

4K・高解像度でのゲーム時はGPU使用率100%!

しかし、解像度をFHDに下げても使用率は90%程で、依然として高い負荷率は変わりません。やはりシングルファンモデルのGPUのため、どちらかと言うとゲーム向きではないのかもしれませんね。

YouTubeでこのPCを検索してみると、トップフロー型からサイドフロー型にファンを取替えている方がそこそこいらっしゃる模様。やはり冷却性能には不安があるようで、自作とか得意な人は率先してやっていますね。しかし、コンパクトサイズなので、よく調べてから購入しないと入らない可能性大です。

私もまずはHDDの取り付け位置を変更してエアフロー改善みたいなことをしましたが、効果がどれくらいあったのかは一切わかりません。改善されたのは気持ちだけ。時間的&金銭的に余裕があれはファンを取替えるかもしれません。

人気のApexやFortniteはまた後日プレイしてみます。なんせネット環境が整っておらずソフトをダウンロードできないので。。。

(※)Bright Memoryは個人製作のFPSゲーム。ゲーム内の多くの要素を一人で作り上げたというのだからスゴイ。2021年に完成版「Bright Memory:Infinite」が発売する模様。

まとめ

FHDの動画編集、ライトゲーマーにはおすすめできるPC!

このPCはFHDの動画編集や中程度の解像度でFPSゲームをするなら十分使えるPCだと思います。しかし、4K映像を何本も重ねて編集したり、高解像度でオンラインFPSゲームをしたりとなると、スペックが物足りないと感じるでしょう。

そのようにより高スペックを求めると20万円は優に超えてしまいますので、「何をするためにPCを買うのか」を予め決めておいた方がいいかもしれませんね。

最後に、私はこのPCを購入して良かったです。悩みに悩んだ末に購入した甲斐がありました。少なくとも3年は愛用していきたいですね。

以上、TakaViewでした。

タイトルとURLをコピーしました