Amazonで何故か中国製品に高評価の嵐が巻き起こっている件

評価 レビューOthers

私はよくAmazonで買い物をします。

なぜならAmazonプライム会員に登録しており、お急ぎ便ですぐに届けてもらえるからです。
そして、なんといってもお店で買うより品揃えが多いし、安い!

でも、安さだけに惹かれていると痛い目に遭います。
そして安さと同じくらいに購入の判断材料になるのが評価(レビュー)の星の数。

みなさんも実際の評価を気にして購入を決めたことはありませんか?

今回は、この評価についての裏側をお伝えしていきます。

【本記事の対象者】
・Amazonでの評価に違和感を感じている人
・Amazonでの買い物で失敗したくない人
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評価に隠されたヒミツ

中国製品に埋め尽くされたAmazon

Amazonで何か購入するものを探していると、星の数でその商品の評価がされていることがわかると思います。星の数がその商品の良さを示しており、星が4~5つあれば、相対的にみて高評価であると言えるでしょう。

ただ最近思うことは、やけに高評価の製品が多いということです。それも中国製品に特に多い。

私は先日ジムでのトレーニング用にイヤホンを購入しましたが、その時の画面を見てみましょう。

イヤホン 評価

イヤホン 評価2

このように、高評価の商品が多いことがわかるかと思います。

もちろん、評価が高いことは良いことなのですが、不自然なくらいに多いんですよね。

SONYやPanasonicといった日本の商品もいつくかありますが、それよりも高評価をつけているのはパッとみて社名すらわからないようなものばかりです。

価格が中国製品に比べて高いとか、他の理由があるのは間違いないのだろうけど、それでもこんなに差ができるかという違和感を覚えます。

これには実は、消費者のマインドを掴むマーケティングが行われているのです。

人は評価に流される

私たちは、周りの人が良いと判断したものは「良いもの」と考えてしまうのです。誰も買ったことがないものを買うというのは、少し勇気がいります。それが高額な買い物ならなおさらです。
やはりお金を支払う分、無駄な買い物にしたくはないものです。

例えば、有名な芸能人が個人的に愛用している製品を紹介していたら、「あの芸能人が使っているなら私も使ってみようかな」と思いませんか?

もしくは、口コミで評価の高いラーメン屋さんは食べていなくても「きっとおいしいのだろう」と思いませんか?

芸能人が使っている、ということでその商品に「信用」が付与されます。これは価格には表れない目に見えない付加価値みたいなももです。

Amazonにおいて、その付加価値と同様の効果を持つものが、この星の数による評価です。

よって、この星の評価が購入時における判断基準になります。星の数は視覚的にもわかりやすいですから、「星の数が多いもの=良いもの」と判断します。

価格が相場に比べて安いと、普通であれば購入を躊躇します。安い理由があると考えるのです。
しかし、これが高評価な商品であれば、迷わず購入するようになります。

ということは、商品自体の質が悪くても、みかけの星の数を増やせれば売れることになります。
また、その価格が安ければなおさらです。

Amazonには、実は評価を操作した商品が蔓延しているのです。

このような購買行動は、心理学では「ハロー効果」という。

評価に踊らされる人々

評価 裏側

評価をしている人は、本当に商品を購入して公正な気持ちで星をつけていると思いますか?

Amazonのシステムでは商品を購入せずとも評価はできます。
ということは、高評価をつけてそれなりの使用レビューを書いてもらうよう誰かに依頼することで、評価を押し上げることも可能です。

つまり、ある商品では売れ行きを良くするために、賃金を払って誰かに高評価のレビューを書かせていかにも「良い商品」であるかをアピールします。

高評価が集まると、Amazonも必然的に検索のTOPに来るように配置し、購入者におすすめするようになります。これで、購入のサイクルが完成するのです。

食のグルメサイトでも、お店の評価はお金で買っているという話があります。

みんなが実際に足を運んで、一人ひとりが評価していると思いきや大間違い。お店の評価を高くみせることで集客数を上げるというテクニックです。

サイトを運営している側からしても、お店側から売上を確保できるのでWin-Winの関係です。強いて言えば、それを見てお店に訪れるお客さんがLoseかもしれません。

まとめ

Amazonで買い物する時は、星の数に惑わされないようにしよう!
私の勝手な経験談ですが、やけに商品タイトルが長くて社名もよくわからないような商品は地雷な可能性が高いです。
以上、TakaViewでした。
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