【一人暮らし】引っ越し費用を本当に安く済ませたいなら

リスクOthers

若い人なら引っ越し費用を安く済ませるために、自力でやろうと思ったことはありませんか。

大学の友達を数人誘って協力してもらって、感謝の印としてラーメンを奢った人もおられるでしょう。

引っ越し費用を安く抑えることは可能ですが、時間という概念を見落としがちです。

今回は、時間という点も考慮して引っ越し費用を考えたいと思います。

【本記事の対象者】
 ・自力での引っ越しを考えている方
 ・引っ越しにかかる費用を知りたい方
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時間とリスクを考えよう

自力での引っ越しは安く済むが・・・

引っ越し費用を一番安く済ませる方法は「自力で引っ越しする」です。引っ越し業界にある繁忙期や通常期で料金の変動に左右されず、荷物量も関係ありません。

実家の自家用車を使えば、実質ガソリン代や高速道路代だけで済みます。

私は一人暮らしをする時に軽トラを借りて引っ越ししましたが、参考までにどれくらいの費用を要したのかお伝えします。冷蔵庫、洗濯機、マットレスなどがあったので軽トラを借りて1日間、その後自家用車で2日間かけて引っ越ししました。

【費用内訳】
・レンタカー代:6,500円(返車時のガソリン代込)

・自家用車費用:1,500円(ガソリン代、高速道路代)
・パーキング代:   900円(300円×3日)

しめて合計で9,000円近くかかりました。

これを引っ越し業者に頼むと約4万円(通常期)かかりますから、なんと3万円近く安く抑えることができました。3万円あれば、結構良い買い物ができますね。

でも、よく考えると見落としていることに気づきます。

所要時間を時給換算する

time is money

キャッシュの面でみれば引っ越し業者に頼んだ場合の費用と比べて3万円近く安く済みましたが、ここに所要時間を金額にして考えると少し話が変わります。

引っ越しに要した時間は、1日当たり5時間だったので3日で15時間になります。1人の時給を仮に1,000円と換算すると、作業は2人で行ったため1,000円×2人×15時間で、人件費は30,000円。

しめて、作業時間も考慮した軽トラでの総費用は約39,000円になりました。引っ越し業者に頼んだ場合との差はわずか1,000円になってしまいました。

もっと効率よく作業をすればよいのですが、一般の人は引っ越しという機会が頻繁にあるわけではないですから、業者よりはどうしても効率が悪くなります。

自力でやるなら、あなたが想定する時間以上に時間がかかることは十分留意しておきましょう。

引っ越し時のリスク

さらに、自力で引っ越しした場合に起こりうるリスクを考えます。リスクは大きく2つが考えられます。

・移動中の交通事故
・運搬・搬入中の物損事故
私は軽トラで引っ越ししましたが、自家用車と違って軽トラはかなり運転しづらいです。また荷物を沢山積載して移動するわけですから、荷物が落ちないようブルーシートやロープで固定しなければなりません。荷物が道路上に落下した場合、大きな事故につながることもあります。
また、移動中に荷物が破損する可能性がありますし、搬入時に建物の床や壁を養生しないと傷つけた場合に大事になりかねません。
このような目に見えないリスクを背負っていると考えると、万が一には想像以上のお金が必要になります。
目の前のお金だけに執着するのではなく、要する時間やリスクも考慮しましょう。

【参考】業者に頼む場合

通常期

業者に頼んで引っ越し費用を安く抑えるためには、通常期(5月~1月)・昼以降の時間・荷物少なめでお願いすると安くなります。

では、引っ越し業者に頼んだ場合の相場を見てみます。下表はSUUMO引っ越し見積もりで掲載されている、5月~1月の通常期の費用相場です。

引っ越し 相場

(出典:SUUMO引っ越し見積もり https://hikkoshi.suumo.jp/soba/)

繁忙期

同じく、SUUMO引っ越し見積もりに掲載されている、2月~4月の繁忙期の費用相場です。

引っ越し相場

(出典:SUUMO引っ越し見積もり https://hikkoshi.suumo.jp/soba/)

地域別、時間帯別でも料金は変動するようですが、ごく一般的な平均相場として見ていただければと思います。

通常期と繁忙期では、おおよそ5,000円~10,000円の差があります。よって、繁忙期に自力で引っ越しをすればより安く済むことにはなります。

まとめ

引っ越し費用を安く済ませる時は、お金だけではなく時間やリスクも考慮に入れよう。
以上、TakaViewでした。
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