
趣味でギターを始めたけど、中々上達しない。。。
ギターに限らずどんな楽器を始めても、簡単に上手くは弾けません。
ライブやテレビでアーティストが気持ち良さそうに弾いていますが、そのくらいのレベルになるには何万時間もの練習量が必要になります。
1日で上手になる方法なんてありませんが、上達する効果的な方法はあります。
意外と簡単&当たり前な方法なので、ぜひ実践してみてください。
ギターと友達になる
「毎日」弾くことが何より重要
「本当にそんなことで上手くなるの?」
そう思われるかもしれませんが、上手くなります。小学校3年生からギターを弾き続けて、それなりに弾けるようになった私が保証します。
ギターの教則本に載っている上達のステップは一旦おいておいて、「毎日5分ギターを弾く」を最低でも3ヶ月は続けてください。たった5分で大丈夫ですが、5分以上できるならなお良いです。
ここではあえて「練習」とは言いません。ギターを弾く&ギターに触れることが大切で、とにかくギターと友達になって下さい。
しかし、これは簡単なようにみえて実は難しいかもしれません。
人間サボるのは簡単ですから、3日坊主になってしまう可能性があります。
簡単なようで難しい
始めたての頃は早く上達して色々な曲を演奏したいという思いから、いきなり何時間も練習するのはいいものの、学校や仕事のある平日は忙しくてギターに触らず、気づけば何日も弾いていないというのはよくあります。
また、指が痛くなって次の日ギターに触れず、その流れで弾く回数も減っていくというのもよくあることです。ですが、大切なことなのでもう一度言います。
どれだけ忙しくてもどんなに指が痛くても、必ず5分は弾いて下さい!
ドレミファソラシドを弾くだけでも、ジャカジャカとかき鳴らすだけでも全然OK!
どうしてもギターが弾けない日(旅行とか出張)を除いて、毎日やりましょう。
毎日触ることで感覚がつかめてくる
塵も積もれば山となる
ギターを始めて触る方だと、Cコードを弾くのにもやっとかと思います。
左手を見てフレットを押さえて、右手でピックをもって弾き下ろして、、、上手く鳴らなかったらまた左手を見て押さえなおして、、の繰り返しです。
ただ、この繰り返しを毎日していると、自然と押さえられるようになります。
なぜなら不思議なもので、体が覚えてしまうからです。
3日に1回とかの頻度ではなく、毎日弾くから覚えるんです。
フレットと弦の位置もカンペキ!
毎日弾いていると、自然にフレットと弦の位置も把握できるようになり、よく使うコード(C、G、Em、Amなど)も簡単に押さられるようになります。なぜなら、上記のコードは全て1~3フレットで完結するからです。
Cコードが押さえられるようになったということは、薬指の5弦3フレ・中指の4弦2フレ・人差し指の2弦1フレ、それぞれの場所が何となく覚えられたと思います。
覚えられれば、「大体このくらい指を伸ばせば、5弦に届くんだな」というように、感覚が練習を助けてくれるようになります。弾きたての頃のように、いちいちギターを横にして指で押さえている位置を確認する必要が無くなっていくのです。
毎日弾いて感覚を身に着ける大切さ、わかってもらえたでしょうか。
長く続けるためのコツ
Fコードは後回しにする
私がこれまでにお会いしたことのある、ギターを挫折した理由TOP3に入るものが、「Fコードが押さえられない」です。
簡単に思われる曲でも、Fコードって結構出てくるんですよね。それに挑戦して挫折した人を何人も見ました。人差し指で全ての弦を押さえる(セーハ)が難しいんです。
曲を弾くということはやめて、Fコードを後回しにしてほしいです。
焦らなくても毎日続けていたら押さえられるようになりますから。
集中練習はしない
平日は忙しいため、休日などのまとまった時間で一気に練習する人がいますが、私はあまりおすすめしません。
ある程度弾けるならわかりますが、これまで触ったこともない&趣味程度でやってみようかなという人には負担が大きすぎます。
ギターを弾いていると指先が痛くなり、皮が剥けていきます。始めはギターが弾けなくなるくらい痛くなるでしょうから、ある程度練習したら休んだ方がいいです。
指が痛くてギターやめちゃう人も何人かいらっしゃいました。
ずっと毎日弾き続けると、指先の皮が厚くなって弦を押さえても痛くなくなります。そこまでは辛抱しましょう。
まとめ
「継続は力なり」ということわざがあります。でも続けることって簡単なようで難しいんですよね。
それでもギターはまだ手軽に長く続けやすい楽器だと思います。だって寝ながらでも弾けるんですよ?すごくないですか。
ピアノとかは寝ながら弾けないですもん。
寝る前に横になりながらギターを5分弾いたらいいんです。
それだけで着実に上達します。
以上、TakaViewでした。