ゲーム実況に唯一必要なものは鋼の精神だった件

ゲーム実況Others

芸能人の参入により益々盛り上がりを見せているYouTube。

そんなYouTubeを自分も始めたい!と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな時、手軽に始められるジャンルといえば「ゲーム実況」です。自分がプレイしている様を動画にし、視聴者にリアクション等を楽しんでもらうというものです。

ゲーム実況が手軽な理由は、ゲームの数だけネタがあることや、わざわざ外に撮影しなくても良いこと、PS4のシェア機能で直接YouTubeに投稿できることなどが挙げられます。

これを聞いて、「おっしゃ、じゃあ手始めにゲーム実況を始めたろ!!」と思ったアナタ、ちょっと待って下さい。

始めるのは誰でもできますが、やはり投稿するからには見てもらいたいもの。

しかし、有名ゲーム実況者のように簡単にはいきませんよ。

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ゲーム実況は魔のジャンル

予想以上に誰も見ない

リアクションも良くできているし、自分で見返しても満足のいく動画が出来上がった。タイトルもサムネも目を引くものができたと思うし、投稿すれば数百の再生はイケる!

そう思って動画投稿をしたのはいいものの、1ヶ月経った再生数は20回程度。

しかもその半分は自分で再生したためにカウントされたもので、1年経ってようやく1,000回突破。これはよくある話です。

そうなる理由は簡単。だって誰も自分のことを知らないんだもん。

有名なゲームは、有名なゲーム実況者が発売日当日にプレイしてそちらを皆が観ているし、じゃあ逆にニッチなゲームを狙ったとしても、そのゲーム自体を全然知らないから検索や関連動画でもヒットせず、そもそも観ようというニーズが無いので観てもらえません。

一般の企業で考えてみるとわかりやすいと思います。

有名ゲーム実況者は誰でも知っている大手企業ですが、新規実況者は認知度0%の零細企業です。

その両者が同じゲームで実況したとしたら、たとえ質に大きな差がなくとも、大手企業の方が観てもらえるのは当たり前!

つまり、ゲーム実況は簡単に始められるけれど、誰でも簡単に始められるからこそ競合が多すぎて、その中で多くの再生回数を叩き出すのはかなり難しいということです。

現実を調べてみよう

Twitterで「ゲーム実況者」と調べてみて下さい。ピンからキリまで沢山の方がいらっしゃいます。

90%以上が、理想の自分を思い描いたようなアニメ調の自画像アイコンでしょう。始めるとなれば、そのような方々は競合相手になるわけです。

その方達のプロフィールも見てみて下さい。フォロワーは何百何千といて、投稿数も数百本とありますが、YouTubeのチャンネル登録は数百人。それまでに要した時間を想像すると、何と厳しい世界なのかと実感できます。

もちろん、何が光が当たれば急に人気がでるような実況者もいらっしゃるのかもしれません。

ただ、存在すらもイマイチ世に知られずにいる実況者の方が圧倒的に多いのです。

マネーポストWEBで面白い記事があったのでご参考までに。
ゲーム実況に挑戦するもすぐ挫折… 30代会社員が痛感した「成功者との違い」

それでもやるなら

相当の時間を費やす覚悟を!

ゲーム実況

ゲーム実況というジャンル内で特に有名な方々、それは例えばチャンネル登録者が100万人を突破しているような人は、ゲーム実況を初めて数ヶ月でそのような状態になったわけではありません。

当初はニコニコ動画から投稿を始め、それから高画質で動画投稿のできる(もしくはより稼ぐことのできる)YouTubeへと参入した人は結構多いかと思います。

その当時から現在までには、5年もしくはそれ以上の時間を要しています。

その間、投稿する動画の数は数百本にのぼりますが、動画を撮影する時間と、その動画を編集する時間を考えると、実に何千・何万という時間を経て今の地位にいます。

この現実をよく考えて、それでもゲーム実況で稼げるようになりたいというのなら挑戦してみてもいいのではないでしょうか。

芸能人がゲーム実況チャンネルを開設して、数日で数十万人のチャンネル登録者を叩き出していますが、あれは例外です。一般人にマネできません。憧れてはいけませんし、参考にしてはいけません。

まとめ

今回の内容は、あくまでもYouTubeでゲーム実況で副業がてら稼ごうとしている方に向けて書いています。

誰にでも見られなくたっていいから、趣味で始めたいという方は特に関係ありません。

「趣味で続けていたものがいつの間にか仕事になっていた」ということは往々にしてあります。

でも、自己満足でただ続けていては中々仕事にはできません。どれだけの情熱をそこに注ぐか。

ゲーム実況には、大多数の競合実況者の中でもゲームプレイ時間と編集時間を費やし、数年にわたって良質なコンテンツを視聴者に届けるという、鋼の精神が必要であるように感じました。

それでもやるという方、是非チャレンジしてみて下さい!応援します。

以上、TakaViewでした。

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