みなさん、UberEatsは使っていますか?
専用アプリで注文すれば数十分以内に家まで配達してくれるのでとても便利です。
昨今の新型コロナウイルスの影響で利用している人も増えてきていると思いますが、玄関前の置き配サービスなど、ニーズに伴いさらに進化しています。
対面で渡すのではなく、玄関先に置いて渡すことで極力接触を防いでいるのです。
そんなUberEats、私自身もたまに利用してその便利さを実感していますが、ふと新たな問題を感じました。
今回はそのことについて考えてみたいと思います。
プラスチック問題
2020年7月1日より全ての小売店舗でレジ袋が有料化※されます。私の住んでいる京都市では2020年4月1日から早くも有料化になっています。
これは、海洋プラスチックごみ問題や地球温暖化の課題を解決するための取り組みの一つです。
しかし、この制度の特徴は「袋」に限定されているところ。私はUberEatsを利用して、ふとこのことを感じたのです。
やっぱりプラスチックは便利
UberEats を利用したことのある人ならご存じかと思いますが、届けられるものの多くがプラスチック容器であることがわかります。
例えばとあるお店で「生姜焼き定食」を注文すると、ご飯・生姜焼き・サラダ・マヨネーズが付いてきます。これらが別々のプラスチック容器に入れられて届けられます。
利用者としては、「配達中に食物が混ざり合うこともないし、清潔・綺麗で便利だな」と思います。
ただ一方で、プラスチック袋を有料化して削減しようとしているのに、プラスチック容器の使用が増えてその削減効果が薄れてしまうのは果たして良いのだろうか、と思いました。
一番良いのは自炊?
ではプラスチック問題に対して一番良い手段というのは自炊になるのでしょうか。
確かに、料理をして自分のお皿に盛りつけて、食べ終わってお皿を洗えばプラスチックは出ないように思います。
しかし、料理するための食材はどうでしょう。お肉やお魚、お惣菜なども発泡スチロール(原材料はプラスチック容器と同じ)やプラスチックの容器に入れられています。
自炊するといっても、プラスチックごみがゼロなわけではないのです。
リサイクルをより意識的に
この現代社会において、日常生活からプラスチックを切り離すのにはまだまだ時間がかかるように思います。
レジ袋の有料化に伴って、人々により意識させるべきはリサイクルでしょう。
新型コロナで外出自粛になっている今だからこそ、日々の生活を見直すとともに環境問題についても関心を寄せてみるのはいかがでしょうか。
便利なものにはその反面、なにかしらの犠牲があります。UberEatsはとても便利ですが、使った容器は洗ってごみの分別を行いリサイクルできるようにしましょう。
まとめ
以上、TakaViewでした。