転職活動中は色々と不安があり、悩みや相談に乗ってくれる転職エージェントは頼りになって心強いと思います。
しかし、向こうの話を一方的に聞いて、言われた通りにしていてはいけません。なぜなら、転職もビジネスだからです。
今回は、転職エージェントの話を鵜呑みにしてはいけない理由をお伝えします。
転職はビジネスである
転職エージェントに登録する時に、「転職はビジネスである」ことを留意しておいて下さい。
転職活動中は、転職エージェントに対して一切お金を払うこと無く、キャリア面談、履歴書や職務経歴書添削、面接セミナーなど多くのサービスを利用することができます。
ここで考えていただきたいのは、では転職エージェントはどうやって運営されているかということです。答えは、求人を依頼している各企業からお金をもらっています。
例えば、
転職希望者に向けた求人総合サイトへ掲載するための料金、
登録者に対して企業案内の送るための料金、
採用が決まった時点で、エージェントにまとめて支払う料金 など、
転職エージェント会社は中途採用をしたい企業からお金をもらい、それを元に運営されています。
ということは、転職支援サービス全てが会社の売上に直結するということです。売上に直結するということは、ノルマが課せられると考えることができます。
そのノルマの達成のために、転職希望者の話をしっかり聞かず、意見を尊重することもなく、「転職させる」それだけをひたすら薦めるエージェントもいるということです。
内定をもらったらまず転職を薦められる
上記の理由から、企業から内定をいただいたら、転職エージェントは間違いなく転職を薦めてきます。
転職エージェントが必死にサポートして内定をもらったのに「この会社の内定は受諾しない方がいいですよ」なんてアドバイスがくると思いますか?
数ヶ月間しっかりサポートしてきた労力を売上にして回収したいので、まずそのようなことは口にしません。
あなたが「ちょっと考え直したい」と話をしても、「転職した方があなたのとって良いと思う」や
「転職しなければ何も変わりません」などと促してきます。
私が転職活動をしていた時も、内定をいただいたら「受諾しましょう」の一点張りでした。ですが私の思いを伝えて納得していただきましたから、良い担当者だったのだと思います。
確かに、エージェントの話している内容自体は間違いないのかもしれませんが、転職で人生が左右されるのはエージェントではなくあなたです。
結論:転職はビジネスなので話を鵜呑みにしてはいけない
特に初めて転職活動される方は、わからないことが多く転職エージェントに頼ることが多いと思います。
そのため、内定を諾否についても転職エージェントの意見を取り入れ、判断も流されてしまいがちです。言い過ぎかもしれませんが、転職で今後の人生が左右されます。
人の意見に振り回されてないように、「あなたがどうしたいのか」はっきりさせておきましょう。エージェントと食い違いがあればはっきり伝えておきましょう。
良い転職活動をされてください。
以上、TakaViewでした。