
簿記2級を取得したいけど、忙しくて時間がとれず中々勉強できない。何か良い方法はないかな?
私は入社一年目の時、会社から簿記を勉強するように言われ、簿記2級を取得しました。ちなみに高校生の頃に3級を受けており、一度落ちた経験があります。私が受けた回は結構合格率の低い時期だったのですが、何とか合格しました。
私の経験談から、忙しい社会人は通勤などの隙間時間と、まとまった時間の取れる休日を活用することが合格への近道です。特に今回はアプリを使った効率的な勉強方法についてご紹介します。
勉強に苦手意識のある方も、ぜひ参考にしてみて下さい。
社会人は隙間時間を有効活用しよう
通勤時間が長いほど効果的
会社勤めの方は、何かと時間がとれません。「絶対2級を合格してやる!」と強く心に誓った人は、寝る時間を削ってでも勉強できると思いますが、そうはいっても人間なかなか上手くいきません。
会社終わりに家に帰ってから勉強すればいいかと思われるかもしれませんが、意外と勉強できないんです。仕事で疲れていますし、一人暮らしされている方は晩御飯の準備ですとかその他の家事やらで時間が潰れてしまいます。自由な時間を過ごしたいと思いますし、テレビを観たり趣味に時間を使ったりするとあっという間に時間がなくなります。
そんな時、意外と有効に使える時間なのが通勤時のバス内や電車内での隙間時間です。まとまった時間ではありませんが、10分20分でも勉強すると思いのほか知識が長く定着して、問題も解けるようになってきます。
アプリを活用して賢い勉強
そのような電車内などでの隙間時間を有効に使うには、勉強アプリを使うのがお勧めです。書店に行かれると以下のようなパブロフシリーズのテキスト&問題集があるかと思います。
このパブロフシリーズは本だけではなく、実はアプリも販売されているのです。このアプリはテキストのように内容の理解ではなく、問題演習に特化しています。問題を解きながら、用語を再確認してくような流れです。
もちろんアプリのみでは簿記2級に合格することは難しいでしょう。初めて勉強するなら、テキストでまずは知識をつけていき、その知識で問題を解けるかどうかをアプリで確かめるという使い方が良いと思います。
写真は私が入れている学習アプリですが、ご覧のように3級と2級(商業)を使っていました。テキストも同様ですが、2級の場合は出題範囲が大きく商業と工業に分かれるので、アプリでも分かれています。
気になるお値段は・・・?
このアプリのお値段ですが、簿記2級の商業・工業どちらも730円します。(2019年10月時点)
これを安いか高いか、どう判断するかはその人次第ですが、テキスト1冊分を追加で購入すると考えれば安いのではないでしょうか。正直なお話、私が購入した約5年前よりもお値段は上がっています。内容が充実するにつれて価格も改定しているのでしょう。
「購入するにはちょっと決断できない・・・」と悩まれている方は、無料のLITE版があるのでそちらをまずはダウンロードしてお試しすることをおすすめします。実際に触ってみて、問題なければ購入すると後悔もないと思います。
実際にアプリを使ってみた感想
片手で勉強できるのはGOOD!
私の場合は、家から会社まで約1時間弱でした。駅まではバスで移動し、その後電車に乗り換えて通勤していました。簿記の勉強をし始める前にも通勤時間は暇に感じていたので、日本経済新聞の電子版やら音楽やらを聴きながら通勤していました。
社会人1年目で簿記2級の取得を勧められたのですが、1年目の時は仕事のやり方を覚えるのに精一杯だったので、帰宅してから勉強はあまりできなかったのです。
休日のまとまった時間ができるときに勉強していましたが、土日の週末までは期間が空いてしまい知識の定着が悪くなっていることを感じていました。その時に、毎日の通勤時間に少しでも問題に触れられてればと思っていたところ、このパブロフのアプリを発見したのです。
使ってみたところ、シンプルながらも良い仕上がりで、問題演習をスマホで片手でできちゃいます。紙の問題集を持ち歩くこともできるのですが、問題集って分厚くて重たいですよね。また、いちいち鞄から取り出して両手を使って広げるというのが煩わしくて仕方がなかったです。
また、家の中でもテレビを観ながらCM中に1問解くこともできます。勉強するためにテキストやペンを用意する必要がないので、手軽に勉強できるところも良いですね。
アップデートで最新問題に対応
アプリならではの利点を活かしている点が、内容の更新です。日商簿記だけではないのですが、多くの試験では出題範囲が改訂されることがあります。テキストでは、一度買ってしまった後に出題範囲の改訂があると買いなおしする必要がでてきますが、アプリの場合は内容が更新(アップデート)されますので、それに合わせてダウンロードすれば最新の問題を解くことができます。この時、追加のお金を支払う必要もありません。
私の利用していたパブロフでは2019年度の範囲改定に完全対応しており、もちろん追加のお金を払う必要もありませんでした。
もし、テキスト本で勉強したいのならおすすめの本があります。その本については別記事で公開しておりますので、気になる方はどうぞ。
結論:スマホを使ってより効率よく勉強しよう
スマホが無かった時代にはこのようなことはできませんでした。ガラケーではまずやらないでしょう。アプリも数も無数のように存在し、「こんなアプリがあったらいいのにな」と思うようなものはすでにアプリ化されていることがほとんどです。
簿記の勉強も例外ではなく、パブロフ以外にもアプリはあります。私はパブロフを利用しましたが、他に気になるものがあればどれでも良いかと思います。ただし、おすすめは有料アプリです。無料アプリはいちいち広告が挟まれたりして結構鬱陶しいですよ。
社会人で勉強するとなると、いかにして勉強する時間を作るのかということも大切になってくるので、通勤時間は絶好の機会です。スマホを片手に賢く勉強することで、合格へ一歩近づくのではないかと思います。
毎日少しずつ、積み重ねていきましょう!
以上、TakaViewでした。