みなさんジムは通っていますか?
夏になるとジムの会員数も増えて活気がでてくるのですが、その一方でマナーを守れていない人をちらほら見かけます。
特に昨今は、24時間オープンのジムが急激に増えており、そのようなジムはスタッフが常駐していないことが多く、注意する人もいない(利用者が別の利用者に対して指摘しにくい)ため、利用者同士の気遣いが大切になってきます。
今回は、そんなジムマナーについて守ってほしいことをリストにしました。
※なお、本記事中の「マシン」とは「ダンベルやその他ジム内にて使用する器具全て」のことを指しています。
絶対に守りたいジムマナー5選
マシンは使い終わったら汗を拭く
ジムにはたくさんのマシンがあります。
筋トレ用マシンもあればランニングマシンといった有酸素運動のものもあります。
それら全てのマシンで共通することですが、使用後はマシンをタオルで拭きましょう。
大体の場合はマシンの横にフックが取り付けてあって、そこにタオルが掛かっていると思います。
そのタオルを使って、手で触った部分や座ったイスの部分は拭きましょう。
近くに消毒用アルコールがあれば、少し吹き掛けて吹き上げるとなお良いです。
これは運動によってかいた汗を拭き取ることが目的であり、これによってマシンの劣化を抑えることができ、何より次に使う人が気持ちよく使えます。
正直、他人の汗がびっしりついたマシンに触りたくはありません。
長時間同じ場所を使わない
筋トレは目的によってことなりますが、通常ですとひとつのマシンで20~30分が平均的な使用時間だと思います。
アップがてら刺激する筋肉を意識した確認動作から始めて、10レップを3セットと考えても十分な時間です。
しかし、セット毎の休憩時間にスマホを触りながら休憩する人がいて、必要以上に長時間同じマシンを使用する人がいます。
また、グループで一つのマシン順番に使っているケースも見かけますが、1人20分×3人と考えても1時間ずっと使用していることになり、これもかなり迷惑になります。
次に使いたい人もいますので、トレーニング中のスマホの使用は可能な限り避け、またグループでの使用も人が少ない時に行うなどメリハリをつけた行動を心がけましょう。
ジムによっては、利用者同士の争いに繋がることもあります。
器具を乱暴に扱わない
マシンで筋トレをするとき、重りのプレートがぶつかって音が鳴ることがあると思います。
通常は、最後に下ろす時以外はぶつかる少し手前で止めて、筋肉に刺激を与え続けることが重要となりますが、毎回最後まで下ろしきって「がちゃんがちゃん」と音を立ててトレーニングしている人がいます。
また、最後の下ろす時だけ力を抜いて一気にバコンと下ろす人もいますが、どちらも器具を痛めますのでやめましょう。
器具を痛める以外にも、2階以上にジムがある場合には、下層階に別のテナントが入っていたりすると騒音の苦情のもとになります。
しっかりと注意喚起しているジムも多いです。
これについては別記事でも書いていますので、気になる方はどうぞ。
大声をあげない
これはあまり多くは見かけませんが、大きな声をあげてトレーニングしている人がいます。
確かに声をあげた方が力が出ることもあり、高重量でトレーニングを行うと苦しくて声をあげる気持ちはわからなくもないんですが、純粋にうるさいのでやめましょう。
特に女性やジムに慣れていない人からすれば怖い印象を与えてしまいます。
全く声を出さないというのも難しいと思うので、少し声が漏れる程度であれば、問題ないと思います。
使い終わったら元通りにする
当たり前のことなのですが、自分が使い終わったあとは元通りにしておきましょう。
マシンのプレートがそのままであったり、ダンベルが床に置きっぱなしになっていると、使用し終わったのかまだ終わってないのかがわかりません。
あなたの家に恋人や友人が遊びに来た後、また子供がおもちゃで遊んだ後、片付けもせずそのままどこかへ行ったり帰ったりされると腹が立ちますよね。それと一緒です。
アメリカのジムだと、ダンベルが重量順に置かれていなかったり、片方が無くなっていることは日常茶飯事のようですが、それって非常に利用しづらいと思います。
最後に
マナーの話は、みなさんがジムに入会するときにスタッフから説明されるか、利用規約を渡されて内容を確認しておくように言われると思います。
そのため、マナーを知る機会というのはそれくらいしかありません。
ジムによってはより厳しいところもあるかと思いますので、本記事に加えて今一度利用規約などは確認しておきましょう。
では良いジムライフを!