
ススキで有名な曽爾高原に行ってみようかな。どうやってアクセスすればいいんだろうか?
奈良県に秋になるとススキが一面になる高原があります。その名も曽爾高原(そにこうげん)。画像を検索いただければ、その美しさがわかるかと思います。
今回は、私が実際に行ってみた経験をもとに、アクセスの方法をご紹介します。
アクセスの方法は3つ
電車とバス
まずは電車を使って行く方法です。曽爾高原の最寄り駅は「名張駅」です。そして名張駅からバスで「曽爾村」というところまで行きます。難波や京都から名張までは電車で1時間程度、さらにバスに乗り換えて曽爾村までは45分程度です。
難波→近鉄特急で約1時間→名張駅→バスで45分→曽爾村
【京都発】
京都→近鉄特急で約1時間10分→名張駅→バスで45分→曽爾村
この場合の注意点は時間です。観光客が多くなる秋のシーズンはバスの本数も少し多くなりますが、それでもバスの最終帰り発は15:30頃になります。帰りが早いため、曽爾高原の秋らしさが一番見どころとなる夕暮れ時のススキ姿が見れない可能性が非常に高いです。
それを回避する方法は帰りは名張駅までタクシー移動にする案があります。ただし結構な山奥なので、事前に迎車が可能なのかどうかは確認しておきましょう。曽爾村観光協会でタクシーの紹介をしているので、ご参考にしてください。
自家用車
次に車で行く方法をご紹介します。上述の電車やバスでのアクセスでは時間が限られるため、車で行こうと考える方は多いかと思いますが、そのためシーズン中は大渋滞になります。
最寄りの駐車場は野口キャンプ場(野口駐車場)です。有料で150台近くのキャパがありますが、秋シーズンはすぐに一杯になるようです。口コミによれば、朝8時くらいには満車となってしまう模様。私はまだピークではない時に行きましたが、ご覧のように夕暮れ時は満車状態でした。
また、曽爾高原ファームガーデンにも駐車場があるようです。こちらも150台近く駐車可能であり、しかも無料。ただし、こちらは野口キャンプ場に比べると少し距離があるため、曽爾高原までは歩いて30分程度かかかります。
「満車でも待ってたら空くだろう」と考えているアナタ、ちょっと待ってください。秋シーズンは皆、夕暮れの黄金に輝くススキを見ようとしていますから、その時間帯までずっと駐車されることが予想されます。何時間も車の中で待ちぼうけということもありえますので、覚悟して行きましょう。
バスツアー
意外とコスパの良いのがバスツアーです。大阪発なら1万円支払ってもお釣りが出るくらいの価格で、曽爾高原へ行くだけではなく、道中は温泉もある「赤目四十八滝」を立ち寄ります。お昼のお弁当もついていますし、何より夕暮れ時のススキを見られることが大きいかと思います。
私の行ったツアースケジュールは下記のような感じです。
~SAで休憩~
11:00~13:30 赤四十八滝散策
15:00~16:30 曽爾高原散策
~SAで休憩~
19:00頃 大阪(大阪梅田)着
大阪だけではなく、天王寺や京橋も経由するので最寄りの場所から乗車することができます。
結論:おすすめはバスツアー
電車とバス、自家用車で行く方法もありますが、秋シーズンの混雑状況や一番の見どころである夕暮れ時の黄金に輝くススキを見るならバスツアーがおすすめです。駐車場確保のために早起きしたり、バスの時刻を気にしながら観光したりする必要もありません。
以上、Takaviewでした。