初心者が中古カメラを購入すると失敗するかもしれない

富士フィルム X-T4Goods

長らく更新が止まっておりましたが、最近人生初のミラーレス一眼カメラを購入しました。

新品のカメラを買うと思いきや、初めて中古カメラショップでカメラ本体とレンズを購入しました。新品と中古、どちらを買おうか結構悩みました。

結果的に、私は中古カメラを購入して良かったと思っています。

そこで今回は、中古カメラを買うまでの経緯と、購入にあたっての注意点などをお伝えしようと思います。私自身、カメラはずぶの初心者なのですが、同じような境遇の方に少しでも参考になれば幸いです。

【本記事の対象者】
 ・中古カメラの購入を考えている方
 ・カメラが欲しいけど予算が無い方 など
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なぜカメラを買ったのか

個人的にカメラを買ったのは、高校生以来ぐらいで実に十数年ぶり。その時は買ったはいいものの、結局全然使わずじまいでした。

全然使わなかった理由は明らかで、「カメラを持っていれば、何らか持ち歩いて撮影するだろう」という明確な目的を持たぬまま、必要でもないのに購入してしまったこと。

そして今回は、YouTubeを通じて徐々にレビュー依頼が増えてきていることもあり、またブログ記事で使う写真やYouTubeで動画にするにもある程度拘りを持つようになったことで、ある種の仕事道具としてカメラを一台持っておくべきではと必要に駆られたためでした。

ということで、改めてミラーレス一眼でなおかつ富士フィルムの中ではフラッグシップモデルとなるX-T4を購入しました。大手家電量販店での価格は税込20~22万円ほど。Amazonの安い出品者では19万円ほどとなっています。

富士フィルム X-T4

拡張グリップも付属していた

私は中古で購入し、そのお値段は15万円弱(ボディだけ)。新品で購入するよりも5~7万円ほどお安く買えました。もちろん購入前には中古で買うことのリスクを十分に調べましたが。

中古カメラのおすすめな買い方

大手ショップで良品以上を実店舗で触って買う

色々調べましたが、中古カメラは以下の方法がおすすめされていました。

・大手の中古カメラショップで購入する
・状態AB以上(良品以上)のものを購入する
・カメラに詳しい人に同伴してもらう

価格的にはフリマ(メルカリ、PayPayフリマなど)やオークションで購入するのが一番安いと思います。売手と買手を仲介する業者がいなくなるわけですし、個人間であれば消費税もかかりません。

でも、そのような個人間での売買では、取引時のトラブルも全て自分達で解決するのが基本。フリマが活況な一方で、悪質ユーザーも増えているという話もあります。また、カメラ状態も基準が個人に委ねられるところも不安です。

その点、カメラのキタムラマップカメラであれば、取引実績は豊富にあり専門スタッフもいます。状態も一定の基準が設けられているので、「美品」扱いなのに傷だらけなんてこともないでしょう。

また、そのようなカメラショップであれば、中古であってもショップ独自の保証をしてくれることも多いです。その分フリマに比べると価格は高めですが。

ただし、AB未満の並品になると、それ相当の傷や使用感、保証も短めになりやすいので避けた方が良いと思います。美品から並品まで使えるものを見極めたいのなら、カメラに詳しい友人も一緒に来てもらうと、心強くて安心です。

ちなみに私は梅田にある「カメラのナニワ」で購入しました。カメラのキタムラほど大きくはないけれど、創業75年で全国に店舗を持っているので十分デカイ。

最近梅田ヨドバシカメラのすぐ隣に新店舗ができたようで、非常に綺麗な店内でした。その他、梅田周辺には複数の中古カメラショップがあるので、一通り巡ってみても良さそうです。

カメラのナニワ

あと、初心者の人ほど買うなら実店舗で触った方が良いと思います。ネット上の写真では見えにくい傷なども、自分の目で確かめられますし、新品と中古品を見比べてどこまで妥協できるか感覚を掴んでおくと今後にも活かせてよいと思いました。(実体験)

価格の裏に隠されたリスク

私が購入した中古カメラですが、外観自体はほぼ新品(私からすれば)。本当に小さな欠け傷のようなものが見えますが、正直目を凝らさないとわかりません。こんな良い状態で新品よりも数万円安いなんて、めちゃお買い得や!と思いました。

ただし、価格だけをみて中古品を購入するのは我ながら結構危ない行為だなと思いました。なぜなら、前所有者が日常どんな使い方をしていたのか、どれくらい使い込んだのかは外観だけでは判断しにくいですよね。中古車買うときに、「外観はとても綺麗だったけど、実は事故車だった」などのように同様の話が起こりえます。

私の場合はいざ付属品を確認すると無いものがチラホラ。そもそも外箱がありませんでした。カメラストラップ、充電ケーブル、バッテリーなど使うのに必要なものはちゃんと付属していましたが、取扱説明書などあまり使わなそうなものもありませんでした。

外箱がない時点で、人によっては抵抗を示すかもしれません。私は本体が綺麗でちゃんと稼働するなら中古でも全然かまわないタイプだったので良しとしました。しかし、このカメラをまた売るのは難しそうです。

また、新品なら数年のメーカー保証が付くところが中古なら長くても1年ほど。中古は短いところでは数週間もありますから、半年使用して故障したらどうしようもありません。それも価格に隠されたリスクのひとつ。

X-T4 中古

傷はほとんど目立たない

なお、どれくらい使い込まれたカメラなのかは、ショット数が一つ参考数値になるようです。以下のサイト(ショット数.com)から検索することができますが、難点としては購入してからでないと調べられないところ。中古カメラの値札にショット数は大抵書いていないです。

ちなみに私の中古カメラは調べたところ1,600程でした。

まとめ

中古カメラは安さだけにとらわれず慎重に選ぼう

今や多くのYouTuberがミラーレスなどの一眼カメラで撮影をしていることもあり、いくらスマホで済ませられるといいつつも根強い支持層がいるのは間違いありません。フルサイズのもなればカメラ本体・レンズ数本で100万円近くは優に超えそうですし、その資産性が高いこともあってか中古市場にもよく出回っています。

中古の方が安いからといって、安易に購入してしまうと失敗してしまうので、中古カメラ・レンズを買うことのリスクは予めネット記事や動画などで情報収集されることをおすすめします。私は結果的には中古で購入してよかったなと思っていますよ。

以上、TakaViewでした。

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