就職活動で、もしくはキャリアアップのため、簿記資格の取得を目指す方は多いかと思います。
しかし、初めての方が勉強するとなると結構難しく感じると思います。そんな時、わかりやすく解説しているテキストがとても勉強に役立ちますよ。
今回は、日商簿記2級の合格を目指す方におすすめの勉強本(テキスト)をご紹介します。ちなみに私は2015年11月に取得しています。
勉強前にすべきこと
簿記をイチから勉強する場合、私がおすすめする勉強法は、まずは簿記の大枠を説明している本でルールを理解してから、資格取得に特化したテキスト本と問題集を購入して勉強する方法が良いと思います。
というのも経験上、簿記のルールをまずは理解しないと資格の勉強をしてもチンプンカンプンになるんです。これは地頭の良さも関係してくるとは思うのですが。。。
例えば勘定科目で資産にあたる「現預金」が、増加すれば借方で減少すれが貸方になるという仕訳が瞬時にわかる基礎は身につけておいた方が、簿記の勉強も楽になるというわけです。
あと、簿記3級を飛ばして簿記2級を狙って勉強する方がいらっしゃいますが、おすすめしません。なぜなら、2級の基礎が3級に当たるからです。
これからおすすめの本をご紹介しますが、資格取得のためではなく、会社の経理の仕組みを知りたい方は【基礎編】を、資格の勉強をしたい方は【資格編】を参考にされて下さい。
おすすめ本【基礎編】
はじめての人の簿記入門塾
おすすめ本【資格編】
私がおすすめする本は、見やすくてとっつきやすい「スッキリわかる」シリーズと、資格学校で有名なTACが出版している「合格テキスト」シリーズです。
「スッキリわかる」シリーズは登場するキャラクターが何とも愛くるしく、また図も多く挿入されているので直感的に理解しやくすなっています。
「合格テキスト」シリーズは、大手資格学校のTACが手がけていることもあって、とてもまとまりよく勉強できます。大型のテキスト本で「スッキリわかる」シリーズよりも大きく、1ページで多くの情報を得ることができるようになっています。
「スッキリわかる」シリーズ
スッキリわかる 日商簿記3級
3級の場合は出題範囲も狭いので、1冊の中にテキストと問題集の両方が収録されています。なので、これ1冊を何度も繰り返し勉強すれば、簿記3級は合格できるはずです。
スッキリわかる 日商簿記2級 商業簿記
2級になると、出題範囲も広くなり商業簿記と工業簿記の勉強が必要になります。スッキリシリーズは1冊の中にテキストと問題集が収録されていますが、商業と工業で計2冊が必要になります。
上に紹介しているのは商業簿記ですが、工業簿記も必要になりますので忘れず揃えるようにしましょう。
「合格テキスト」シリーズ
合格テキスト 日商簿記2級 商業簿記
TACが出版している「合格テキスト」シリーズですが、これはテキストと問題集は別売りになっています。よって、テキストの内容を問題演習するには「合格トレーニング」シリーズが必要になります。
まとめ
早く簿記2級を取得したいという気持ちもわかりますが、急がば回れです。
以上、TakaViewでした。