ギター教室には行くべきなのか?ギタリストへの近道かも

ギター レッスンCulture

もっとギターが上手くなりたい!!ギター教室に通おうかな。でもお金が。。。

これからギターを始める方、既にギターを弾いていてさらに上手になりたい方は、ギター教室への入会を考えたことがあるのではないかと思います。

私も、小学生の頃にギター教室に通うかどうかの選択に悩んだことがありました。結局独学で続けることにしましたが、今考えると少し後悔しています。

今回は、私の経験を踏まえて、ギター教室に通うべきかどうかについてお伝えします。

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お金に余裕があるなら通うべき

まず結論から申し上げますと、本当に上手くなりたいならギター教室には通うべきです。それは、音楽理論を身につけられる、発表の機会がある、効率よく上達できる、といった理由があるからです。

音楽理論を身につけられる

私の思う一番の行くべき理由はこれ。

ギターの楽譜は、ピアノのような五線譜もあるのですが、現在の主流はTAB譜です。このTAB譜は非常にわかりやすくて、世の中のギタリストはとても助かっていることでしょう。ギターのTAB譜は、指板をそのまま横にしたような楽譜になっており、音符ではなくフレットの数字で書かれています。

【TAB譜】
タブラチュア譜と読む。楽器固有の奏法を文字や数字で表した楽譜。

ギター TAB譜

ギターのコードも多くがTAB譜をもとに作成されており、TAB譜でギターの弾きやすさは格段に良くなりました。しかし、楽譜を読める能力は身についても、コードの構成だとか、ルート音はどれなのかということがわかりません。例えば、「Cコードはド・ミ・ソで構成されていて、ルート音はドである」というようなことです。

ギター教室に通えば、そのような理論を身につけることができるのです。

このような理論を身につけると何が良いのかというと、「アドリブ」が弾けるようになります。逆に言うと、アドリブを弾くためには音楽理論が頭に入っていないといけません。ライブなどを見ていると、たまに原曲とは違った演奏になっていることはありませんか?それがアドリブです。

このアドリブがめちゃカッコいいのです。アコースティックギタリストのTommy Emmanuelはアドリブも演奏に取り入れ素晴らしいパフォーマンスをしています。
Tommy Emmanuelというおっさんがすごすぎる

発表の機会がある

ピアノ教室などもそうですが、発表会というものがあります。親などみんなに自分がどれくらい上達しているのかを披露する場ですね。

自分一人で演奏して楽しむこともできるのですが、音楽の魅力はやはり共感です。演奏を他の人にも聴いてもらって、一緒に音楽を楽しんでもらうのです。

ギター 発表

そのような機会が定期的に存在すると、人前で演奏するということにも慣れていき、プロのミュージシャンとしても活躍できるようになります。どのような演奏をすれば観客が喜んでもらえるか、楽しんでもらえるかと考える機会になり、演奏技術の上達にも繋がります。

もちろん部活動やサークル活動でのライブでも構いません。人に聴いてもらう機会というのが大切なのです。

効率よく上達できる

ギターの先生というのは、教える立場でありますから色々と知っています。それはもちろん、どのように練習すれば早く上達できるかということも知っています。

独学で練習していると、どうしても変な癖みたいなのがついてしまいます。その癖というのは、年月が経てばたつほど直しにくくなります。先生がいれば、早期にそのような癖を修正してくれます。

また、独学で上達するにはかなりの根気が必要です。なぜなら課題曲があるわけではないですし、自分の演奏を評価してもらえる人もいません。自分の演奏レベルがどれくらいなのかを第三者の目線で評価してもらえるのは結構重要です。

ギター教室に通わなかったこと後悔

私は小学3年生くらいの頃からギターを始め、次第に色んな曲が弾けるようになりました。

ある日、ギター専門店にて試奏していた時に「君は良い耳を持っているしギターも上手い。ギター教室に通えばさらに上達するよ。」と言われました。しかし、当時の私は趣味程度で弾いていましたし、そこまで考えていなかったので教室には通いませんでした。また、ギターの基礎から学びなおすのは面倒くさいとも思っていました。

しかし、今思うともったいない選択をしたなと思います。

ギター 独学

なぜそう思うのかというと、やはりアドリブが弾きたいと思ったからです。今からでも勉強すれば弾けるようにはなると思いますが、小学生の頃のギターへの情熱はもうありません。一般の方からすると「すごい!」と言われるくらいのテクニックは身に着けていても、アドリブは弾けないのです。

「メキメキ上達していたあの頃に学んでいれば、もしかしたらプロのギタリストになって世界を湧かせていたかも、、、」とたまーに思います。

ですので、プロのギタリストになりたいと強く思うのなら、間違いなくギター教室には通うべきです。何事も良い師を持つことは大切です。

結論:プロギタリストになりたいなら通うべき

将来ギタリストとして活躍したいなら、ギター教室には行きましょう。
他アーティストとコラボする時にも、音楽理論が理解できていないと恥ずかしいです。

ただ、趣味で弾き語りくらいができればいいという程度であれば行く必要はありません。それくらいなら独学で十分到達可能です。かえってお金の無駄になるかと思います。

以上、TakaViewでした。

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