世界一のメンターとして讃えられているジョン・C・マクスウェル氏による本。
その名も「NO LIMITS 『できる人』は限界をつくらない」です。
・自分の無意識の中にある「限界意識」を吹き飛ばしたい方
・リーダーシップについて新しい発見をしたい方
・人生を変えるために行動を変えたい方
・自分をやる気にさせてくれる本を探している方 など
自己啓発本なので、読んでいると沸々とやる気が湧いてくるのは間違いありません。ただ、そのやる気も明日になれば消えてしまうことがよくあるのですが。「自己啓発本あるある」ですね。
今回はこの本を読んで感じたことなどを、読後メモもかねて紹介します。
人生を左右する「考え方」
この本の冒頭に、老人と釣りをしている少年の話があります。
少年の理由を聞くと「なるほどな」と感じますが、考え方のひとつひとつが自分の人生を大きく左右していることに気づかされます。
この本の伝えたい根本はこの「考え方」です。考え方というのは、つまり「意識」のこと。
この見えない意識によって、私たちの可能性は制限されており、この意識を吹き飛ばすことで人生を変えることができるのです。それが本のタイトルにもあるように「NO LIMITS=限界突破」ということです。
この本には、その可能性を制限している「考え方」を変えるための方法が書かれています。その方法を本の流れに沿って簡単に紹介すると、以下の3ステップです。
①意識を常に高く持つようにする
→ 得意なことに集中する など
②限界意識を吹き飛ばすための7つの能力を伸ばす
→ 思考力、対人力 など
③能力を最大限に活かすための「正しい選択」をする
→ 目標の設定とその達成のための手段を決める
各々の詳しい内容については、実際に本を読んで確かめて下さいね。
できない私が意識し始めたこと

この本を読んで次の日から意識が変わりましたか?
この本は300頁強のボリュームであり、内容はとても濃いものになっています。書かれていることをそのまま実行に移せれば良いのでしょうが、私のような「できない人」はそんな簡単にできません。
要するに、本を読んで次の日から限界突破できるかと言われれば、まずできないでしょう。大切なことは、自分ができることからまず始めること。
私がまず意識しようと思ったのは以下の3つです。
②とにかく着手する
③人生のコントロールできるようにする
「得意なこと」に集中する
自分の得意なことって、わからない人には結構わからないもんです。得意なことがわからないから、強みもわからず、就職活動で何をアピールしたらいいのかわからなくなります。
そんな時は、消去法で探していくのが良いと思います。自分の得意なことがわからない人は、自分の苦手なことは簡単にわかると思います。その苦手なことを裏返しすれば得意なことが見つかりやすいです。または、周りの人に聞くというのも手っ取り早い方法です。
それでも見つからないという人は、まだ得意なことを体験していないのかもしれません。そんな時は次の「とにかく着手する」ことをおすすめします。
とにかく着手する
新たにチャレンジすることに対して、あれこれと考えてしまう癖があるので、本に書かれている通りあまり後先考えずに「とにかく始める」ことを心がけています。
これは、得意なことが見つからない人にも実践してもらいたいことなのです。とにかくチャレンジ。意外なことが得意なことであることに気づかされるかもしれません。
人生をコントロールできるようにする
私はよく他人の行動に感情を揺さぶられます。どうでもいいことに腹を立てて仕事のパフォーマンスを落とすということがよくあります。
そんな時は、自分でコントロールできることだけに集中するようにすると、無駄なことにエネルギーを使わなくて良いようになります。相手の考え方や行動を変えることはとても簡単なことではありません。しかし、自分の考え方を変えることはできます。自分をコントロールしているのは自分なのですから、相手をコントロールするよりもよっぽど簡単なはず。
まとめ
現状に何かしらの不安、モヤモヤを感じている方へ
意識を「限界突破」させて人生変えよう。
以上、TakaViewでした。