
TakaView君、これやっといて。
やり方は過去の資料見ればわかるし、よろしく。
私の会社ではこんな感じで仕事が振られてきます。
やってみた内容を確認してほしいと相談しても、「もうそれでいいよ。大丈夫でしょ。」
みたいな感じで確認すらされません。
人材を育てる気のない会社にいても、自力で成長できる範囲は限られていますから、見切りを付けて別の職場へステップアップすべきだと思います。
今回は、人を育てる気のない会社がいかに若手にとって害悪であるかをお伝えします。
※「会社」と「企業」には意味の違いがありますが、ここでは全て会社としています。
人は会社の命運を左右する
人は立派な経営資源
経営資源とは何かご存じでしょうか。
つまり、これら資源がなければ、経営はできないのです。
人の雇用にはお金がかかる
人を育てるメリット
人はこれまで教えられて成長してきた
会社というのは、自ら学んでいく姿勢がとても大切になります。
そのやる気を後押しすることで、会社は大きなリターンを得られるかもしれません。
人から教わることが会社にとっても良い
なぜなら、自分とは異なった視点からの質問などを受けるからです。これにより、自らの理解を再確認することができます。
・共通認識を持たせて仕事を効率化できる
・教わる側のみでなく、教える側も成長する
・社内のコミュニケーションが活発になる
人を育てない会社は要注意
放任主義な会社
始めにありましたように、仕事の役割や内容の説明も無しに仕事だけを押しつけてくる職場があります。
このような上司の元で仕事をしていても、教わることは何もありません。
一方で自力でなんとかしなければという責任感はすくすく育ちます。
まずこのような仕事の振り方をするのは、本人が忙しすぎて教える暇もないのか、教えることに興味がないのか、仕事が奪われるから教えたくないのか、いずれにしろ良い理由はありません。
自分は学ぶ姿勢があって、上司や先輩に聞いても面倒くさがって教えてくれないのです。これでは、いくら学ぼうとしても空回りするばかりです。
教育・評価制度が整っていない会社
評価制度は目標管理シートといった社員の人事評価をすることです。
そんな状態に気づかず見過ごしてきた経営陣に問題があるのかもしれません。
それでは、やる気も出てきませんよね?
若手は不満を持ち、次々に辞めていく
教わることがないと不安になる
若手、特に20代はやる気に満ちあふれています。仕事の吸収量や思考の柔軟さはベテラン社員でも敵いません。
学ぶ器はあるのに、何も教わることができなければ、若手にとっては不安でしかありません。仕事の仕方もろくに教わらず、スキルが身についているという実感がありません。
そうして不満ばかりが溜まってゆき、最終的に退職していきます。
中小企業は早急な対策を
これま述べてきたような体制や制度は大手企業であれば整っていることが多いかと思います。特に気にすべきは、なかなかそこまで手をつける余裕のない中小企業です。
人材確保が難しくなる中、費用もかかってやっとの思いで新入社員を獲得できたとしても、「人を育てる」ことができなけば、その社員は高確率で退職するでしょう。特に痛いのが、5年目くらいのいい感じに仕事を任せられるようになってきた社員の退職です。
厳しいかもしれませんが、それが現実なのです。
そのため、採用計画を考えると同時に、社員教育についてしっかり体制を整えていくべきだと思います。
まとめ
人は経営資源であり、会社の財産。
上手く活用できれば会社は大きくなるが、反対にできなければ会社は潰れる。
なぜなら、育てる気のない会社に人は定着しないし、若手ならなおさら。
大手はまだしも特に中小は採用だけにとどまらず、どう育てるのかを考える。
この記事を読んで転職したいと思った方は、内定を勝ち取るまでのステップを別記事で紹介しておりますのでどうぞ。
以上、TakaViewでした。